歯の119番

歯の119番

歯の治療の好きな人は少ないと思います。  なかなか歯科医院に行けないが、症状が気になる、そんな人たちに参考になればと「歯の119番」を書きました。  頻度は少ないですが、口の中にがんもできます。変なものが出来た場合には早めに受診をお勧めします。  そうでなくとも、定期的な健診をし、早めに予防や治療をすることが、痛くなくできて、治療期間も短く済みます。そしてそれが歯を長く持たせることにつながります。
インプラント

インプラントの回顧録

 30年ほど前にインプラントを入れた患者さんが来院しました。スウェーデンで最初にチタン製のインプラントが開発され日本に導入されて、3年目ぐらいに埋入した患者さんです。当時は総義歯の患者さんが適応で、部分的なインプラントは適応外なのでしたが、パイロットで海外ではすでにやっているから何とかと入れて欲しいという要望で入れたご主人のインプラントが調子良かったので、その後に前歯に入れた症例でした。現在御存命の一番古い症例で、当時とほとんど形態は変わらず、かぶせたものもそのままです。
歯の119番

それってどうなの?

なぜか歯科に関しては寂しいかな非科学的な治療や不可解な処置方法が今でも横行しています。声の大きい人には逆らえない、習慣として信じられてそれが主流になっている、そんな迷信のような治療や処置方法をあげてみます。
予防

今のお口で生涯おいしく食べることができますか

生きるためには食べることが必要です。食べる仕組みは学習して身につく複雑なものです。歯周病やむし歯から歯を保存し、舌や口腔機能を長く保持することが大事です。そのためにはかかりつけ歯科医を持ち定期的に検診やメインテナンスをすることが大事です。
治療方法

歯科医院の感染症対策

感染症のリスクの高いとされる歯科医院ですが、コロナでも目立ったクラスターはありませんでした。過去から蓄積された感染対策の効果が出ていると思います。その基本的感染対策と今回のCOVIT-19に対するオゾンの有用性についてです。
予防

口の中の細菌たち

口の中にはたくさんの細菌が住みついていて共存共栄しています。その中には歯周病やう蝕を引き起こすものもあり、口の中の細菌バランスが崩れると引き起こされる病気もあります。位相差顕微鏡の動画を中心に細菌の姿を見ていただければと思います。
予防

おいしく食べて楽しい人生を送るために

食べるということは毎日毎日の楽しみであり幸せを感じることです。他の煩悩が消えても食べる幸せは生涯続くものです。実は食べる機能は学習して身につくもので、歯があってもその機能がなくてはうまく食べられません。成長とともにその機能が充実し、高齢になると逆に食べる機能が失われていきます。その機能を維持するためにはかかりつけ歯科医をもってメインテナンスをしていくことが大事です。
レーザー治療

レーザー治療あれこれ

レーザーは可視光線を収束させて物で波長の短い紫外線とは違い、波長の長い赤外線に近いもので発がん性はなく安全なものです。いくつかの特徴を持ち歯科治療に有用なものです。
口がかわく

口の中がかわく

血圧を下げる薬やいろいろな薬の影響、ある種の膠原病、加齢等で唾液の量が減りお口の中が乾きやすくなります。お口が乾くと舌が擦れたり、う蝕にかかりやすくなったりいろいろな症状を引き起こします。
きれいな歯に

歯並びをきれいに

欧米では盛んにおこなわれていた矯正治療ですが日本でも行う人が増えてきました。ただその状態によってベストな治療方法が異なってきます。見た目がきれいになるということは幸せを感じることです。
いびき

いびきの治療

空気の通る気道が狭くなると、笛のように音がしていびきになります。その道を拡げたり、強制的に空気を送り込むことで治療します。危険な無呼吸症候群の治療にもつながります。歯科では下の顎を矯正器具で前に出すことで気道を拡げて補正します。C-PAPと言われる器械を使うより簡便で、グループ旅行などに便利です。
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